実家の父が考えたラク家事な洗濯動線

写真整理をしていたら、

なつかしい実家の写真が出てきたので紹介させてください^^

今から十数年前、実家の父は家で仕事をしながら、
病気で寝たきりになった母の介護と家事をしていました。

父はもともと料理が趣味だったので

母が倒れたあとも家事は問題なく回っていたのですが、
仕事と家事に介護が加わり、いつも忙しそうにしていた記憶があります。

そんなある日、父が突然大掛かりな工事を始めました。
トップの写真はBEFOREで
洗濯機がキッチン前の軒下にあったときの様子です。

こちらがAFTER。

脱衣所の前の地面をコンクリートで固め、新たに屋根をつけ、

知り合いの業者に水道と電気をひっぱってもらい、
洗濯機を移動しました。
同時に洗濯機を買い替えています。

衝撃的だったのが、父が考えた洗濯動線。

開いている窓の奥に脱衣所があり、
窓から洗濯物をポイポイッと洗濯機に放り込み、
洗濯が終わったらその場で干せるシステム。

介護をしていると、どうしても洗濯の回数が増えてしまうので、

少しでも家事をラクに回せるようにと父なりに考えたそう。

これを始めてみたときは
窓から洗濯物を投げ入れる発想と、
仕事と家事と介護の合間をぬってDIYをする父の行動力にビックリ！

洗濯が劇的にラクになり感動するわたしに
父が誇らしげに語っていた思い出が残っています◎

このあと新しい家を建てることになったわが家は
この洗濯システムに大いに影響されて、
洗濯動線の短い間取りにしようと
洗濯機のある脱衣所のすぐ横に屋根付きのデッキをつけました^^

母も父も亡くなり、実家は去年の夏に取り壊してしまいましたが、
実家の写真を見ていると当時の記憶がよみがえり、
「そんなこともあったなぁ」
と懐かしんでいたのでした。

　　　
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