小さな成功体験を積み重ねられる環境作りを
2014年 03月 05日
トップページは,次女の作ったおひなさま。
おひなさまの日に保育園から持ち帰ったモノです。
形はいびつですが,母親の私からすれば親バカですがとっても愛おしい作品。さっそくリビングに飾りました。
おひなさまの日はささやかに家族でお祝い,ちらし寿司とはまぐりのお吸い物を頂きました。
こうして節目の日に我が子の成長を祝えるのは嬉しいですね。
さて,わが家の次女,はさみの練習を始めたのは5歳を過ぎてから。
次女の診断名は「右片マヒ」ですが,実は左手にも軽いマヒがあります。そのため,細かい動作や力加減の調整をするのが苦手。
なので,ハサミはこんなタイプのものを用意しました。
長谷川刃物のCasta(カスタ)。色はホワイト・水色・緑・ピンクの4色あります。
利き手がどちらでも大丈夫なデザイン,中にバネが入っていて握力の弱い人でも使いやすい仕様になっています。
作業療法士さんに情報をもらったものの,このハサミの正式名称が分からないためネットで調べることができず…。
あちこちの文房具売り場を探し回って,東急ハンズでようやく見つけました~。
両手が使える私たちでもどんな道具を選ぶのかはとても重要ですが,
障がいのある次女にとっては,道具ひとつの影響って本当に大きい!!
ごく一般的なハサミを渡したときには,すぐにできないって諦めてしまった次女。
このハサミを渡したら,自分でもハサミで紙が切れることを発見しました。
そのときの次女の嬉しそうな顔ったら!!
水を得た魚のように,無我夢中でハサミで紙を切っていました。
それからというもの,ハサミを使うことが大好きになり,家でも保育園でもハサミをやりたがるようになりました。
トップページのおひなさまは次女が自分で作ったモノ。
もちろん片手が使えないので,保育園の先生に介助してもらいながら作ったのですが,
こんなに細かい作業ができるようになったんだと感激してしまいました。
障がいがあるからできないではなく,
障がいがあってもできることはたくさんある!!
「自分でできた」という体験が自信になり,新たなことへのチャレンジに挑戦しようという意欲へと繋がっていきます。
障がいがあることで成功体験が獲得しにくいですが、ハードルを低く低くすることで小さな成功体験を獲得することはできるはず!!
次女にもたくさん成功体験を重ねていってほしい。
そのためにも環境作りをがんばっっていこうと思っています。
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by ohisamacafe339
| 2014-03-05 11:24
| 子どもとお片づけのこと
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